LINEUP
ガスタービンハイブリッド長距離大型UAV
HIEN Dr-One
UAV(無人飛行機)運航の実証実験機、また、P2Pの高速物流に活用できます。被災地での非常用電源にも利用可能。

Specifications
寸法 | 5000 x 3200 x 900 mm |
---|---|
最大離陸重量 | 90kg |
ペイロード | 25kg |
最大速度 | 180km/h以上 |
航続距離 | 150km以上 |
給電能力 | 20kWh |
HIEN Dr-One は、私たちのスケーラブルeVTOL の基本概念です。この革新的な航空機には、HIEN 独自の10kW ガスタービンハイブリッドユニットが双発で搭載されており、安定した発電性能を発揮します。また、このハイブリッドシステムによって、より長距離や大型化を実現しています。
従来のレシプロエンジンを用いたドローンと比較して、HIEN Dr-One は大型化が可能であり、より大きな給電能力を実現しています。この特長により、私たちの航空機は豊富な電力を供給でき、高い性能と柔軟性を備えるため、災害対策など広範な用途に適しています。
HIENスケーラブルeVTOLの
基本概念
ガスタービンハイブリッド
により長距離・大型化を実現
独自の10kWガスタービンハイブリッドユニットを双発搭載し、安定した発電性能を発揮
UAV運航の実証実験機として、また被災地での非常用電源やP2Pの高速物流に利用可能
競合に対する優位性
- 航続距離を延ばすためのハイブリッドドローンは、既に存在するが、レシプロエンジンを搭載していることから、大型化には限界がある。
- また給電機能を持つドローンも存在するが、給電能力は1kW以下で被災地での電力確保には不十分
諸元
ガスタービンを使った発電機を搭載、電源をハイブリッド構成にし、
翼の揚力で水平飛行することでバッテリによる純電動のドローンよりも高速に、長距離/長時間飛行が可能な実証実験用eVTOL機
- 災害時にも入手性の良い灯油を使うことでたとえ電力網に問題があっても飛行が可能
- 翼で飛行するため往復100km以上のP2P(拠点間)を高速で結ぶことができる
- 燃料が灯油のため数分間の給油を行えば、すぐに次の飛行を行うことが可能
- 災害時給電オプションを搭載すれば、たとえ陸路が寸断されていても被災地へ飛行し発電機として電力を供給できる
Drone | HIEN Dr-One | |
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燃料 Fuel |
バッテリ | 灯油(Jet-A1 / B) |
給油 Refuel |
充電装置 | どこでも (Jet燃料の場合は指定給油施設) |
給油時間 Refuel Time |
数10分~数時間 (バッテリ交換の場合10分程度) |
数分~10分程度 |
最高速度 Control |
数km~数10km/h | 約180km/h |
飛行時間 Duration |
5~20分 | 60分程度 |
飛行距離 Fright Range |
数km~15km | 150km程度 |
離着陸 Take off / Landing |
どこでも | どこでも |
整備費 Maintenance |
短期間 / 低コスト | 短期間 / 低コスト |
特徴 Feature |
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開発状況
マルチコイル直接駆動型Starter/Generatorの開発
- 法政大学理工学部電気電子工学科・安田研究室とのコラボレーション
- 原動機側に機体の負荷変動の影響を与えにくい発電システム
- 市販のジェネレータを改造+デジタル駆動回路で実現
